はじめましてこんにちは!離乳食や幼児食のお教室 mama.meal ママミール主宰の柳井敦子です。
訪問してくださりまことにありがとうございます。
mama.maelでは、ママとお子さんを対象に離乳食や幼児食、食育について学びの場を提供しています。
まず最初に、私について少し紹介させてください。
現在東京都内で、パパと5歳の娘、2歳の息子の4人で暮らしています。
2015年に結婚後、新婚生活がスタートした2か月後にシンガポールへの転勤が決まり、あっという間に新居にお別れをしてシンガポール生活へ。約3年の駐在を経て、2019年4月よりまた東京生活が始まりました。
現在は、食育スペシャリスト・離乳食アドバイザー・幼児食インストラクターとしてフリーランスで離乳食・幼児食の講師活動をしています。
もともと料理は趣味で、家族や友人に喜んでもらえる顔が見たくて作ることが多かったのですが、私の頭の根底にはずっと「食べることが健康につながる」という思いがありました。
私の実家は毎日手作りのごはん、おかずが何品も出てくる家庭で出来合いのものや出前などは食卓に出てくることがほとんどありませんでした。
母も祖母も料理上手。
一緒に住んでいた祖母からは、魚のさばき方など「料理のきほん」を教えてもらいました。
更に、母は常に冷蔵庫に沢山の野菜がないと不安になってしまうほどの野菜好き。
おかげで野菜中心の食卓が多く、自然と私自身も野菜が大好きに。
とはいえ!そんな私も実家にいた頃は甘えに甘え放題。
何もしていなくても毎回出てくる手作りのごはんを食べ....ぬくぬくと過ごす日々。
なので、もともと料理が上手だったわけでは全然ありませんでした。
実家のごはんは健康的だという意識はあり、体も不自由なく元気に過ごしていたのですが実はそんな私も一度体調を崩し、「食」についてしっかりと見直すきっかけがありました。
社会人になり、わりと激務でプレッシャーの大きな仕事をしていた時に一時期ストレスで食べられなくなってしまった事。
みるみるうちに胃が小さくなり、食べられる量が本当に少なくなり、そのせいもあってか体の免疫力が低下して体調不良が続きました。
人間、食べられるうちはまだ良くて、本当に体が弱ると食べられなくなるものなんです。
食べる体力がない=栄養不足=更に体調不良 という連鎖が起きてしまい、この頃は体の冷えもひどく、本格的な漢方に頼ったり婦人科の先生に多々お世話になることも。この時に食の大切さを身にしみて感じることになります…。
「からだは食べたものでできている」
食べることこそ、体の資本であり、健康につながることなんだとつくづく感じさせられました。
この自分の体調不良をきっかけに食を通して健康でいることを意識するようになり、仕事のかたわら料理や食育関係の勉強を始めました。その後はわりと自分でも食事を作ることが増えてきて、ただ何となく作っていた料理が「健康」というキーワードでつながるようになっていきました。
そして、健康を意識して料理をするようになった私が改めて食について考えさせられることとなったのは、まさにシンガポールでの娘の誕生、生まれて初めての離乳食というライフイベントでした。
初めて自分の子どもに対して食事を作る立場に立った時、これまで大人に向けて作っていた食事とは明らかに異なるものであると、強く感じました。
何が違うって、旦那さんや家族の料理は私が作らなくても「買う」「他の人が作る」といった選択肢があります。栄養管理だって自己責任。
でも、赤ちゃんの離乳食って、ママにしかできないことであり、自分がやならなければその子は生きていけないという状況なんですよね。
なんて責任感のある仕事なの!!!とその時自分の立たされた立場の重みにハッとさせられました。
そこから離乳食や幼児食についての知識を深めていくうちに子どもの頃の食習慣によってその後の人生の食生活・食のスタイルがほぼ決まるといってもいい!ということに気づかされます。
この時期に何を、どんな味で、どんな形で食べさせることが大事なのか、ということを突き付けられました。
それだけではなく、乳幼児期の食べ方、食べるクセが長い人生の土台となる、本当に大切な時期だということ。
それを理解してから、私は娘の食事にはかなり気をつけていて全部手作り。市販のものはなし、添加物は与えない。
味もとことん薄め、栄養バランス。
色んな食材を食べさせなくちゃ。レパートリー増やさなきゃ。
と奮闘していたのですが…結果、とてもつかれました苦笑
子どものためにできるだけ体に良いものを食べさせたい。
できるだけ手作りしたい。
と思っても、毎日毎食そう思い続けるのって大変ですよね。食事作りって毎日のことだから、ずーっとやり続けるとやはり疲れてしまうこともある。
少しは手を抜きたいな、おやすみしたいな…と思う時だってあるはず。
なので私はそのうちに、どうやったら少しでも楽をしながら、それでも子どもの体を考えたごはんを作れないか?を色々考えて工夫することにしました。
そのうちに、ただレパートリーを増やせばいいわけではない。
というか、この一品でもっとバリエーションが広がるじゃない!
とか、
あれ、この調理方法って面倒だけれどこっちのやり方でやればもっと簡単にできる!
とか、
この食材をちょこっとトッピングするだけで必要な栄養が摂れる!
とか、
もっともっと気持ちも体も楽しながら作っていく方法が色々と分かってきました。
世の中には、沢山の離乳食や幼児食の本やネット情報があって、初めてそれを経験するママはどの情報が正しいのか?振り回されることもあるかもしれません。
でも、だからこそ、ママにとって無理のない形で、楽な気持ちでお子さんの食事作りに取り組む方法を提案できないか?
そんな思いがあり、その方法を伝えるために教室としての活動を始めることにし今に至ります。
どうぞよろしくお願いいたします。