ブログ

アレルギー食材の負荷試験ってどんな感じ?

こんにちは!
今回は、食物アレルギーのお子さんが立ち向かうであれろう「負荷試験」について書きたいと思います。

我が家は先日、卵(卵白)アレルギーのある息子の初めての負荷試験にのぞみました。

現在1歳6ヶ月になる息子の話なのですが…。


生後3ヶ月頃にかなりひどい皮膚湿疹が起きる

少しおさまったものの、離乳食開始の頃から皮膚湿疹を繰り返す

8ヶ月の時に卵白を食べて全身じんましん


血液検査&皮膚テストにより、卵(卵白)と乳に高めのアレルギー反応あり

今思えば、離乳食開始の時期に皮膚症状がかなり出ていたのは
気づかずに食べさせていたヨーグルトなどの乳製品の可能性もありました。

なぜかアレルギーは自分にとって遠い存在で、自分の子どもがアレルギーになるっていうことが全く想像ついていなかったので
分かった当初はかなり困惑しました。。

今ももちろん現在進行形で
皮膚が荒れてはかわいそうだと胸がいたくなるし、
アレルギーが出てしまったのは私のせいかな…?と思ってしまうこともあるのですが
でも今はかなり前向きな気持ちにはなれてきています。


自分の子どもがアレルギーにならなかったら、知らないことも沢山だったし
息子のおかげで気づいたこと、学んだことも多々あります!

そんなこんなで、先日卵白の初めての負荷試験を行いました。
卵白は初めて食べさせてじんましんの反応が出てしまってからずっと封印していた食材。
少しずつステップアップしていきたいな~と、

今回初めて試験を行うことに。
担当の先生が「卵白に含まれるたんぱく質量はとても多いから、まず卵入りの加工品で始める」という考えの方だったので
加工品でトライすることになりました。

これね、ちょっと抵抗があって・・
最初はそのリストの中にカントリーマアムとか、たけのこの里とかが入っていて
1歳半のまだチョコの味を知らない子にいきなり食べさせるのはちょっと。。。
と思い、せめてもの選択で「チョイス」になりました。


今はコロナのことがあるので前日までにPCR検査を行い
当日は9時から半日入院手続き~小児科の病室へ。
息子は「ん?何するの?」という感じで不思議そうな顔。
とりあえず半日はずっとベッドにいなくてはいけないため、この時用にと思って用意しておいたおもちゃや本を取り出して…。
あの手この手ですよね。


そしてチョイスは
1/4枚→1/2枚→1枚→2枚
それぞれ食べてから30分後の反応を見て増やしていき、最後2枚を食べたらそこから2時間、という流れで進めました。

はたしてそんなに初めてのクッキーを食べるのかな?お腹いっぱいになっちゃうのでは?と疑問だったのですが
息子の場合、それは杞憂で…
チョイス、まあ食べる食べる笑

えっふだんそんなに食欲ある子だったっけ?という感じでした。
やっぱり普段食べ慣れているものよりぜーんぜん甘くておいしかったのかなと思います。
そういう意味では、卵白そのものではなく加工品を食べさせることは
完食して様子を見る、という目的をしっかり果たすためにアリなんだなと感じました。

とにかくおもちゃや本でごまかして、途中少しだけお昼寝して…
負荷試験の入院だからか、研修医の先生なども一緒に巡回にきて
なぜか毎回5~6人のお医者さんや看護師さんに囲まれるというVIPっぷりスター
常に5人くらいから「もしもししますね~」と聴診器を当てられて不思議そうにしていた息子でした。

でもとってもやさしい先生、看護師さんに囲まれて、ちょうどものすごく暑い日だったので
室内で息子とべったり過ごす時間はそれはそれでとても貴重でした。
幸い息子は大きな反応が出なかったため、チョイスに含まれる卵白分の量
(本物の卵白に落とし込むと、卵何十分の一という量ではあるのですが)は少しずつ食べていけることに!

長い道のりではあれど、先が少し見えて本当に良かったです^^
最初は負荷試験、大変そうだしいやだな。。と思っていたのですが
息子とゆっくり過ごすことのできる、かけがえのない時間だったなと思います♡

-ブログ